株式会社アイビーアイ 導入事例
金子 健作
頭に描いたものをキチンと文字にする。そして、それをトップだけで行っているのではなく、組織として共有するのが成功の鍵
株式会社アイビーアイ
代表取締役会長 金子健作
会社の強みについて
金子:メイン事業は不動産業になるのですが、安い時に購入して高い時に売却するという、15年培ってきた投資への経験、相場観があり、情報量と資金力がしっかりしているところも強みです。
その不動産の資金を使って新しいことをしようと7年前に立ち上げたのがタクシー事業です。きっかけは、不動産を所有しているタクシー会社を買わないかというM&Aの話があって、タクシー業に興味が湧き、10台5名での1からのスタートでした。
そして、貿易業。こちらは昔から投資をしていた会社です。
各会社の代表を集めてグループでやって行こうと始めたのが2年ほど前になります。
礒谷コーチとの出会い
金子:東京では有名なベンツタクシーのトップドライバーが礒谷さんと知り合いで、そのドライバーが弊社に入社したことがきっかけでした。
たまたまそのドライバーと話をしている中で「こんな面白い人がいるので、一度会ってみませんか?」と。不思議な出会いですね。笑
どういった意図で「すごい会議」を導入されたのですか?
金子:それまでも、不定期で各会社の代表同士で集まる会は行っていました。これがなかなか議論が盛り上がらない。不動産・タクシー・貿易とそれぞれの話をして、あっという間に1~2時間たってしまう。ただのお茶会のようになっていました。そして最後は何となく「皆さん頑張りましょう。」となる。何をどう頑張るのかイマイチ分からず帰る、といったような(苦笑)
1人1人自分のやるべき事は把握しているのですが、悩みや課題の共有をしたことが無い自分の才覚だけでやってきたというトップの人間が集まり、仲良しクラブのようになってしまっていた。
これではいけない。やはり組織力を作りたい!と。
上場という目標に向け、成り立ちが違う会社を1つにして、まずはきちんと「会議」というものを学ぶ必要があるのではないか、と思ったのです。
けれど、皆で目標を定めて戦う体制に持っていくには、自分の会社だけの力ではどうしてもぬるくなってしまう。
やはり外部の専門家に入ってもらった方が早く得たい成果が出ると思いました。
そこで、月1回会議を行う時に礒谷さんに来ていただく体制になりました。
熱海で行われたDay1Day2合宿はいかがでしたか?
金子:「とりあえず今までと違ったことをやろう!」と、役員合宿を行いました。
実際にスタートしてみると、やはり私たち素人が行っていた会議とは緊張感が違う。
目標を決めるステップがあるのですが、今まで何となく決めていたことを明文化して、皆で作って、共有化していく。これまでに行ったことのないプロセスを踏んでいきました。なるほど。これは思った以上に考え抜かれているプログラムだと思いました。
このセッションを受けたメンバーの中には、頭が凝り固まっている人もいて、最初はギクシャクしましたけどね(笑)
1つの組織の上下関係が集まっているのではなく、役職で言うと社長といったような各業務のトップの集まりだったのでね。ある程度確立されて自分でこなしている人間達なので。

礒谷:これまでと違った脳の使い方を要求されて初日は異常に疲れたと思います。
金子:皆でお風呂に入りながら熱い想いを語れたのはよく記憶に残っています。笑
礒谷:確かに!お風呂、良かったですよね。露天風呂でチームが1つになった気がします。
金子:熱海もそうですが、私にとっても全てが初めて。もう、礒谷コーチに委ねようと決めました。
「すごい会議」導入後、どのような違いが起きましたか?
金子:先ずは「考える」ことを始めたということ。
これまで各々が培ってきた経験に基づいた成功ルールを再確認したうえで、明文化して「期限を切る」。この「期限を切る」という事に対して、厳しく熱くコミットメント出来たというのが、仕事の進め方を変えたのではないかと思います。
今まではざっくりとしたテーマを掲げる程度で終わっていたのが、テーマに基づいて数字的にはどうするのか、その数字を出すにはどんな行動が必要なのかを具体的に決めていきました。頭に描いたものをキチンと文字にする。そして、それをトップだけが行っているのではなく、組織として共有するといったようにした。
会議では「どういう行動」をして、「どういう数字を出した」のか報告しなくてはいけない。
今まで部下から報告を受けるだけの立場にあった人間が、更に上に説明していくといったことが、今後、株主等に報告していかなくてはならないといった場面でも活きてきます。
「すごい会議」は何がすごいのでしょうか?
金子:やはりコーチの人格。これが1番ですね。そこが違います。私がトップとして厳しくすることはいくらでも出来ますが、それだと説教になってしまう。
そうではなく、外部の分析力を持った方から精神面のコントロール法や思考のプロセスについて指導を受ける。そうすることで、問題が明確化され、期限が決まり、案件についての結果が変わってくる。物事が進み、また、進んでいないところが明らかになります。
ここが「すごい会議」導入の大きな利点ではないでしょうか。
結果、私たちは全体で昨年対比163%の成長、そしてまさかの貿易が宣言通りの目標達成。一番成果が出ました。これにはしびれました。笑。

礒谷:これには私も感動しました。正直、ここまで伸びるとは思っていなかった(笑)

金子:私も感動しました!セッションメンバーの中で最も頭が凝り固まっていたのが貿易業の社長でした。その方の精神力の強さもあって、結果的に予想以上の効果が出た。

金子:タクシー業に関しては3業態中で一番業績が出なかったのですが、それには原因があった。
そもそもタクシー向きではないのではないかという固定概念があった。しかし、そうでは無かった。改めて見てみると、問題が明確になり、問題解決されていくので、前半と後半の売り上げが全然違う。現在はその流れが定着するためより効果的な組織編成をしました。引き続き、この1年やってきたトップ会議を継続していき、今後は同じものを各部門でも起こしていこうと考えております。
全員で高い目標を立て、達成を喜んだり、悔しんだりできる組織にしていきます。
結果的に数字はすごい数字が出ました。しかし、目標180%を掲げていたので。そこに本気で全幹部が悔しがらないといけない。
まぁ、最初は私も「なんだ?その高い数字!」なんて言っていましたが(笑)
礒谷コーチはどんな社長にオススメですか?
金子:精神的な話が出来る人。
礒谷さんご自身が色んな経験をされ、限界まで戦ってこられた方ですので、仕事であってもスポーツであっても、「これ以上は無理。」という経験をして、そういう話し合いが出来る人が良いのではないでしょうか。
「すごい会議」というのは、コンサルタントではなく、いかにモチベーションを上げるかというところだと思っています。
トップに立つ人間が、人が燃えていると影響を受けて自分も火が付く「可燃性」タイプよりも、自分で燃える力がある「自然発火」タイプの方が、より合うと思います。
会社で言うと、「安定的に5%ずつ成長しましょう。」という会社は導入する必要はないかと。
「今の倍やっていきたい。倍々にしていきたい!しかも、それを史上最高のチームで達成したい」という会社に是非!!と言いたいです。
業種関係なく、業績が伸び悩んでいる会社には本当にオススメです。

礒谷:金子会長との素晴らしい1年間、私もたくさんの成長のご機会をいただきました。ありがとうございます。
撮影・インタビュー 安堂サオリ

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